オクタン価測定装置

オクタン価測定装置

準拠規格

ISO5163及び5164、ASTM D2699及びD2700、JIS K2280、JPI-5R-39-93

本体概要

CFRエンジン社製オクタン価測定装置(CFRエンジン F1/F2)は、主に自動車用燃料などのオクタン価を測定します。このエンジンは圧縮比を可変でき、強制的にノッキングを起こさせ、そのアンチノック特性を決定および認証する単気筒エンジンとして世界的に認められた試験装置です。

XCPテクノロジー

CFRエンジン社によって開発されたデジタルパネル(通称:XCPパネル)はPC制御による簡単な操作で、従来のマニュアル測定から、XCPテクノロジーによってフォーリングレベル法(ダイナミック法)が自動化されております。
XCPパネルを使用した測定は従来のアナログパネルでの測定より下記の点で優れています。

  • 人為的誤差の軽減 測定結果の再現性・繰り返し性が向上
  • データの自動記録 見やすい測定結果レポート
  • 測定中の各種温度・圧力の視認性⇒PC画面ですべての設定値を確認可能
  • 気圧計を内蔵 測定時の大気圧補正・標準吸入空気温度設定を自動化

寸法・重量・電源

外形寸法 約1.58m x 1.49m x 0.96m (H x W x D)
重量 約909kg
電源仕様 3相220V±5% / 30A / 50-60Hz
単相120V±10% /20A / 50-60Hz

試験法概要

モーター法
(ASTM D2700)
リサーチ法
(ASTM D2699)
回転数(rpm) 900 ± 1% 600 ± 1%
点火時期 シリンダー高さによって変わる 上死点前13°(標準大気圧)
油温 57℃ ± 8℃(135℉ ± 15℉) 57℃ ± 8℃(135℉ ± 15℉)
油圧 172kPa - 207kPa(25 – 30 psi) 172kPa - 207kPa(25 – 30 psi)
クランク内圧 25mm - 150mm H₂O
(1 – 6 in H₂O)
25mm - 150mm H₂O
(1 – 6 in H₂O)
吸入空気温度 38℃ ± 2.8℃ (100℉ ± 5℉) 大気圧により標準温度が変わる
標準温度±22℃(±40℉)
混合器温度 149℃ + 14℃/-8℃(300℉ + 25℉/-15℉) なし
吸入空気湿度 0.00356kg - 0.00712kg H₂O /kg dry air
(25 - 50 grains H₂O/ lb dry air)
0.00356kg - 0.00712kg H₂O /kg dry air
(25 - 50 grains H₂O/ lb dry air)